単独トップ浮上の40歳クリスティ・カー 殿堂入りを目指す
更新日:2018/03/24 18:05
掲載日:2018/03/24 16:35
米女子ツアーのキア・クラシック(現地時間23日/カリフォニア州、パークハイアット・アビアラGC)第2ラウンドが終了。クリスティ・カー(米)が8アンダー64で回り、単独トップに浮上。後続に5打差をつけ決勝ラウンドへ進む。
ツアー通算20勝のカーは、去年40歳になった時「殿堂入りを目指して頑張る」と語り、その2週間後のサイム・ダービーLPGAマレーシアで見事優勝を果たしている。
世界ゴルフ殿堂入りの一つの条件として、女子の場合、27ポイントを満たす必要がある。このポイントとは、米女子ツアー1勝で1ポイント、メジャー大会優勝で2ポイント。22ポイントのカーは、今大会で優勝すれば23ポイント、翌週のメジャー初戦 ANAインスピレーションを制すると25ポイントと、条件の27ポイントにグッと近づく。
「ゴルフボールは私の年齢を知らない。ハングリー精神でプレーし続ければ問題ないと自分に言い聞かせている。でも年を取ってきたのは確か。移動で疲れるし、回復時間も遅いから、なるべく休むようにしている。それでもしっかり練習するけどね」
前週大会では54歳のローラ・デービース(英)が2位タイ。男女の違いはあるが、47歳のフィル・ミケルソン(米)、42歳のタイガー・ウッズ(米)、40歳のポール・ケイシー(英)とベテランが奮起している。カーも続けるだろうか。
(写真提供:Getty Images)