タイガーの公式ブログが更新 「オーガスタまであと数日。楽しみだ!」
米国時間30日、タイガー・ウッズ(米)の公式サイトのブログが更新。マーク・ゾルタウ氏(スタンフォード大学のスタッフ)がウッズの近況をつづり、ツイッターでウッズ本人が「オーガスタまであと数日。楽しみだ!」と引用リツイートしている。
以下、ブログ翻訳
ウッズは去年、マスターズ・チャンピオンズ・ディナーに参加した時には、スイングができる状態ではなかった。ディナーは楽しんでいたが、納得のいかない様子だった。腰痛、足の痛み、それ以上にマスターズに出場することが出来なかったからだ。
「ディナーに参加するだけというのが辛かった。みんながプレーについて話していて、それを聞くのが苦痛だった。(アーノルド・)パーマーもいなくて、本当に寂しかった(ウッズ)」
しかし、今年はマスターズに出場する。「面白いというか、いろいろと大きく変化した。半年前のオッズでは、出場しないことになっていた(ウッズ)」
今年2月にPGAツアーに復帰し、ファーマーズ・インシュランス・オープンで予選を通過した。ジェネシス・オープンでは予選落ちだったが、チャリティに貢献。フロリダに移ってからは、ザ・ホンダ・クラシックで単独12位、バルスパー選手権で2位タイ、アーノルド・パーマー招待で5位タイと成績を残した。
「戦うごとに毎週よくなっている。すべてのピースを合わせている途中だよ(ウッズ)」
歴代2位の通算勝利数(79勝、うちメジャー14勝)を誇るウッズは、復帰してすぐに好成績を残せていることに驚いているようだ。「人生のセカンドチャンス。奇跡を起こしているみたいだ(ウッズ)」
ウッズは言葉で表せないほど、マスターズを楽しみにしている。「プレーするのが楽しみでしょうがない。世界でいちばんの大会。コース、パトロン、全体の雰囲気を含めて、ゴルファーにとって天国のような場所だ(ウッズ)」
先週、ウッズはオーガスタナショナルGCで練習ラウンドをした。2015年以来のプレーで、ブライソン・デシャンボー(米)と9ホールを回った。「グリーンを少し直したようだが、コースは最高の状態。ヤーデージブックも昔と変わらない(ウッズ)」
(練習時は)気温も低く、グリーンとウェアウェイは本来のスピードではなかったが、本番までには速くなる。「距離が長かった。ボールが飛ばないし、転がらなかった。でも本番ではもっと速くなるね(ウッズ)」
ウッズは傾斜地でのプレーを試した。「今まで基本的にフラットなコースを回ってきた。傾斜地での歩き方も変わってくる。オーガスタでフラットなのはティーグランドだけ。コンスタントに調整しないといけない(ウッズ)」
引き続き練習ラウンドをし、パー3コンテストに出場するかは未定。ドライバーと3番ウッドのシャフトを微調整している。「優勝するためにオーガスタにいる(ウッズ)」
(写真提供:Getty Images)