J.トーマスは42位から6位に浮上　「辛抱強くゴルフが出来た」

　今季メジャー初戦 マスターズ（現地時間6日／ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC）第2ラウンドが終了。ジャスティン・トーマス（米）は通算3アンダー6位タイに浮上した。

　初日は2オーバー42位タイと出遅れたが、2日目は前半を2アンダーで折り返すと、13番から3連続バーディを奪い、5アンダー67でホールアウト。メジャー通算2勝目をに向け、好位置で決勝ラウンドへ進む。

「やっと60台で回れてよかった。良い1日で、特に変わったこともなく、普段と同じ。昨日より辛抱強くゴルフが出来た」

　昨季はトーマスの年といっても過言ではない。全米オープン最終日に「63」を記録、全米プロゴルフ選手権でメジャー初制覇、年間5勝、年間王者、MVP受賞と一気に強くなった。今季もすでに2勝を挙げており、現在世界ランク2位と、同1位のダスティン・ジョンソン（米）との差はわずかとなっている。

　通算9アンダーで単独トップを走るパトリック・リード（米）とは6打差あるが、トーマスの爆発力を考えれば、グリーンジャケットを獲得する可能性は大いにある。

（写真提供：Getty Images）