1998年覇者のマーク・オメーラ マスターズからの引退を表明
更新日:2018/04/07 17:46
掲載日:2018/04/07 16:46
今季メジャー初戦 マスターズ(現地時間6日/ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC)第2ラウンド後に、通算15オーバーで予選落ちとなった61歳のマーク・オメーラ(米)が、マスターズから引退すると表明した。
1980年(当時23歳)にアマチュアとして初めてオーガスタに出場し、1998年にグリーンジャケットを手に入れたオメーラは、「もう十分だと思った。これで終わり」と述べ、「この大会を愛している。ただ61歳にはきついコースだね。ティーショットもパットも良くなかったし、バーディも獲れなかった。これで最後の参戦になるだろうとは分かっていた」と振り返った。
また、「マスターズという素晴らしい伝統の一部に身を置くことができて幸せだった。20年前に18番ホールでパットを決めて、タイガー・ウッズ(米)にグリーンジャケットを着せてもらったのは最高だったね」と当時を懐かしんでいた。
オメーラは米男子ツアー通算16勝(メジャー2勝)、米シニアツアー通算2勝、国内男子ツアーでも優勝経験があり、1985年のフジサンケイクラシック、1992年の東海クラシックを制している。また、2015年に世界ゴルフ殿堂入りを果たした名選手である。
(写真提供:Getty Images)