R.マキロイ、「80」で崩れた経験を活かす　「重圧はすべてリードにある」

　今季メジャー初戦のマスターズ（現地時間7日／ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC）第3ラウンドが終了し、通算14アンダー単独トップを走るパトリック・リード（米）を追いかけるのはローリー・マキロイ（北アイルランド）。2選手は2016年のライダーカップで激闘を演じたのは記憶に新しい。

「2011年以来となるこの位置にいられるのは大きいね」と語ったマキロイ。同大会3日目を終え、4打差単独トップに立ちながらも、最終日の後半で「80」を叩き、失墜した苦い思い出があり、「あの日に苦しみを味わったから、あの経験を明日に活かしたいね」とコメント。

　さらにマキロイは、「2011年大会は自分のキャリアの中で大きなターニングポイントになっているんだ。負けたことでメジャーで勝つのには実力不足だということを知ることができたし、何か違うことをやらなければならないと気づくことが出来た」と当時を振り返った。

　最終日に向けて、「準備はできている。前回と違って首位に立っているわけではないからプレッシャーも少ないかもね。失うものは何もないし、今日のように暴れるだけだね」と述べ、「パトリックにすべてプレッシャーがかかっているように感じる。何人ものビッグプレーヤーが追いかけてくるわけだから、彼は今日眠れないかもね」とマキロイはリラックスしているようだ。

（写真提供：Getty Images）