P.リードがメジャー初制覇に王手 R.マキロイと最終日最終組を回る
更新日:2018/04/09 07:05
掲載日:2018/04/08 15:10
今季メジャー初戦のマスターズ(現地時間7日/ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC)第3ラウンドが終了。パトリック・リード(米)が通算14アンダーで単独トップで最終日を迎える。
リードは後半に2イーグルを奪うなど2イーグル、4バーディ、3ボギーの「67」でホールアウトし、メジャー初制覇に王手。3打差単独2位にキャリアグランドスラムを狙うローリー・マキロイ(北アイルランド)がつけ、2人は最終日最終組でプレーする。
リードとマキロイといえば2016年のライダーカップの激闘が思い出させる。気合の入った2人は叫ぶ、ギャラリーをあおると闘志むき出しで戦い、結果はリードがマキロイを下し、チームとしても米国が勝利している。
当時のことを聞かれたリードは、「ライダーカップで出来てもオーガスタでは出来ないこともある」と冷静にコメント。また、「接戦が予想されるから、今日のように自分自身を奮い立たせるプレーが必要になってくる」と最終日への意気込みを語った。
米男子ツアーでは通算5勝を挙げているが、メジャー大会では昨季の全米プロゴルフ選手権の2位タイが最高とまだ優勝はない。
マキロイだけでなく、リッキー・ファウラー(米/単独3位)、ジョン・ラーム(スペイン/単独4位)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン/単独5位)らも逆転でグリーンジャケットを目指す中で、いかにリードが平常心を保って回れるかが勝負のカギとなってくるだろう。
(写真提供:Getty Images)