J.ラーム、初日の不調を打ち消す追い上げ 「65」で単独4位に浮上
更新日:2018/04/08 16:38
掲載日:2018/04/08 16:00
今季メジャー初戦のマスターズ(現地時間7日/ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC)第3ラウンドが終了。通算8アンダー単独4位に浮上したジョン・ラーム(スペイン)にとっては、初日の滑り出しを考えればすでに大きな収穫があったといえるだろう。
初日は3オーバー75と、大きなミスショットはなかったものの、ウェアウェイキープ率(57.14%)が低いという課題を発見。それをふまえて臨んだ2日目は、ほとんどウェアウェイに運び(85.71%)、4アンダー68を記録。
そして迎えた3日目は、1イーグル、5バーディ、ノーボギーの7アンダー65を叩き出し、通算8アンダー単独4位に浮上。ウェアウェイキープ率は64.29%と、2日目ほどではなかったが、パーオン率が83.33%とアイアンショットがキレていた。
現在世界ランク3位のラームだが、直近の試合では成績を残せておらず、不調を抜け出せないままマスターズ参戦となっていた。しかし、「自分のスイングについて心配はしていない。いい感じだったよ。まだ結果が伴っていないだけだ」と焦りはない様子。
単独トップのパトリック・リード(米)とは6打差と離れているが、最終ラウンドで再び追い上げをみせ、有終の美を飾れるだろうか。