3年ぶりにオーガスタで戦ったウッズ おととし去年はディナーのみ
更新日:2018/04/09 18:32
掲載日:2018/04/09 13:55
3年ぶりにマスターズ(ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC)でプレーしたタイガー・ウッズ(米)は、最終日を3アンダー69で回り、通算1オーバー32位タイで終えた。
15番パー5では約10メートルのイーグルパットを沈めるなど、1イーグル、5バーディ、4ボギーの内容だった。半年前まではゴルフができるか分からないと語っていたウッズだが、こうして戻ってきてくれた。
ラウンド後には、「オーガスタでプレーできるなんて最高だ」と語り、「ここ数年は、マスターズに参戦できなくて残念だった。でもやっと戦える状態になった。本当に出場したかったんだ。強い選手と戦いたかったんだよ。この大会は全スポーツの中でも最高なイベントだと思う」とオーガスタでプレーできた喜びを語った。
また「オーガスタに来た理由が”ディナー”だけでなくて良かった」と述べた。ディナーとはマスターズ・チャンピオンズ・ディナーのことで、歴代覇者がマスターズ開幕前に集まり、食事をともにする。2016年、2017年とウッズはディナーを楽しむだけ。特に去年は腰が痛く、座るのがやっとだったという。
その状態が今では良くなり、今季はバルスパー選手権で2位タイ、ヘッドスピード「57.75m/s」を記録するなど完全復活はもう間近。今回、5度目のグリーンジャケット獲得とはならなかったが、大勢のファンを魅了してくれた。
(写真提供:Getty Images)