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2位のシュワーツェル 旧友・ウーストハウゼンのアドバイスに救われる

更新日:2018/05/12 18:52
2位のシュワーツェル 旧友・ウーストハウゼンのアドバイスに救われる
通算10アンダー2位タイで決勝ラウンドへ進むシュワーツェル。

 

 米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権(現地時間11日/フロリダ州 TPCソーグラス)第2ラウンドが終了。通算10アンダー2位タイにつけているチャール・シュワーツェル(南ア)を救ったのは、旧知の仲という同じ南アフリカ出身のルイス・ウーストハウゼンであった。

 練習ではいつも好調だというシュワーツェルだが、試合になるとスイングが乱れ、9か月もの間トップ10に入れていなかった。救いの手を差し伸べたのが、ウーストハウゼンだった。問題はスイングそのものではなく、間の取り方、すなわち「打ち急ぎ」にあったようだ。

「長い付き合いだけど、打つ前にショットのイメージを描けたときは良いショットを打てている」とウーストハウゼンは語り、「スイングは全く問題ないが、歩くスピードから、ショットを放つまでの時間がすべて早くなっていた」とシュワーツェルの課題を明確にしていた。

 当のシュワーツェルも「急いでいしまうのは昔からの悪いクセなんだ。正しいテンポを保てれば、良いショットを打てる」と自信をみせていた。

 ウーストハウゼンは通算5オーバーで予選落ちとなったが「シュワーツェルが優勝したら、取り分をもらうよ」と冗談めかしていた。

 メジャー覇者の2人は、先月のチューリッヒ・クラシックでペアを組み、3位に入賞。さらにシュワーツェルは、先週のウェルズ・ファーゴ選手権で9位タイに入るなど、復調の兆しを見せている。

(写真提供:Getty Images)

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