「人生で最も苦しい期間」を乗り越えたクリーマーの復活優勝なるか
更新日:2018/06/10 16:08
掲載日:2018/06/10 15:31
米女子ツアーのショップライトLPGAクラシックに出場中のポーラ・クリーマー(米)は、トップと2打差の通算5アンダー暫定7位。「多くのバーディを奪えて嬉しい。過去3カ月でこんなにバーディが取れたことは無いと思う」とクリーマーは話した。
4年ぶりツアー通算11勝目を狙うクリーマーは今大会とは相性が良く、トップ10入りが5回、昨季も7位タイに入った。
しかし、ここまで調子を上げるのに相当な試練があった。宮里藍が現役最後の大会として出場した昨季のエビアン選手権では、宮里から指名されヤニ・ツェン(台)とともに予選ラウンドを回った。しかし、クリーマーは左手首を負傷し、途中棄権、涙を流した。
そして、同選手は左手首の手術を受け、ツアーから約6か月間はなれていたが、今年3月に復帰し、新しいコーチと共にスイングの修正に取り組んできたのだ。「(怪我で)プレー出来なかった6か月間は人生で最も苦しい期間だったけれど、キャリアのためには手術を受けなければならなかった」。
「人生で最も苦しい期間」を乗り越えたクリーマーの復活優勝なるだろうか。
(写真提供:Getty Image)