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デイリー ミケルソンの故意ストロークに対して「スマートだったと思う」

更新日:2019/05/08 16:50
デイリー ミケルソンの故意ストロークに対して「スマートだったと思う」
ミケルソンにプレーに対して意見を述べたデイリー。

 

 ジョン・デイリー(米)は『Daily News』の電話インタビューに応じ、フィル・ミケルソン(米)のプレーについて意見を述べたそうだ。

 全米オープン(ニューヨーク州 シネコックヒルズGC)第3ラウンドの13番パー4でのこと。ミケルソンは約3mの下りのボギーパットを沈めようとしたが、ボールはカップを通り過ぎ、加速。その時だった。ミケルソンはまだ動いているボールの方へ小走りで向かい、そのまま返しのパッティングをしてしまったのだ。動いている球をプレーした場合、2打罰が科せられるため、このホールを「10」とした。

 1999年の全米オープン(ノースカロライナ州 パインハーストリゾート・コースNO.2)でミケルソンと同じことをしたデイリーは「フィルのプレーはスマートだったんじゃないかな。あの決断は2〜4ストロークくらい叩くのを防いだと思う」とコメント。

 しかし、自分の状況とは違うとデイリーは述べ「フィルは最高の選手だし、スマートなゴルファーだ。あのままボールが戻っていたらアプローチで寄せないといけないし、たぶん次のホール以降の事を考えていたんだろう」。

 最後に、ソーシャルメディアなどでミケルソンの行為はゴルフに対して失礼という声があるが、という質問に対し、デイリーは「誰が気にするんだ?」と一喝。

「シネコックヒルズGCは本当に難しい。それが全米オープンの良いところでもある。ナイスショットをしたあとでバッドショットをする。(優勝スコアは)通算2オーバー、3オーバーくらいだと思うけど、ダスティン・ジョンソン(米)が勝つんじゃないかな」と締めくくった。

(写真提供:Getty Images)

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