ウッズ&今季メジャー覇者のおかげ? ナイキゴルフが絶好調
更新日:2018/08/16 10:52
掲載日:2018/08/16 10:26
今季のメジャーチャンピオンには共通点がある。それはナイキだ。
マスターズ覇者のパトリック・リード(米)、全米オープン&全米プロゴルフ選手権覇者のブルックス・ケプカ(米)、全英オープン覇者のフランセスコ・モリナリ(伊)の3選手はナイキのウェアを着用している。そして忘れてはいけない、ナイキと言えばタイガー・ウッズ(米)だ。
全米プロゴルフ選手権の最終日は、首位のケプカ、追いかけるウッズを中心に放送された。つまり、ナイキのロゴがずっと映されたわけだ。『Golf Channel』によると、最終日のブランディング効果は価値としてケプカが470万ドル(約52億円)、ウッズが460万ドル(約51億円)であると発表した。
また、マスターズ最終日はなんと1,200万ドル(約132億円)、全米オープン最終日は410万ドル(約45億円)、ウッズとモリナリが同組となった全英オープン最終日は390万ドル(約43億円)の価値があったそうだ。
ナイキは2016年の夏にゴルフ事業から撤退し、アパレル事業に特化した。ローリー・マキロイ(北アイルランド)、ジェイソン・デイ(豪)、ポール・ケイシー(英)、トミー・フリートウッド(米)、アレクサンダー・ノレン(スウェーデン)、ミッシェル・ウィー(米)らがナイキウェア愛用者だ。
ちなみに今でもナイキのクラブを使用している選手はいる。ケプカの3番アイアンは「ヴェイパー フライ プロ」。フリートウッドのフェアウェイウッドは「ヴェイパー フライ」、アイアンは「VR PRO ブレード」を使用している。
どうであれウッズが復帰し、ナイキの黒赤黒コーデを見ることが出来る。ファンにとっては嬉しい限りだ。
(写真提供:Getty Images)