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ジャロッド・ライルを哀悼 アヒルの彫刻がウィンダム選手権の会場に

更新日:2018/08/17 15:36
ジャロッド・ライルを哀悼 アヒルの彫刻がウィンダム選手権の会場に
アヒルのバッジをつけてプレーしていたジャロッド・ライル。

 

 先週、豪プロゴルファーのジャロッド・ライルが白血病のため36歳で亡くなった。彼のトレードカラーである黄色。ライルのことを思い、大勢の選手が黄色のリボンをキャップやシャツにつけてここ数週間はプレーをしている。

 開催中の米男子ツアーレギュラーシーズン最終戦 ウィンダム選手権(ノースカロライナ州 セッジフィールドCC)でも多くのイエローカラーが見られた。ジェイソン・コクラック(カナダ)は黄色キャップに「JL」とイニシャルが、マーティン・レアード(スコットランド)は黄色のウッド用ヘッドカバーに「JL」と刺繍。

 また、クラブハウス入り口正面には砂で作られたアヒルの彫刻、その上に『JARROD LYLE』と名前があった。このアヒルは『Challenge』というガンを患っている子供たちをサポートする団体のマスコットで、ライルもこのアヒルのバッジをキャップにつけ、子供たちを勇気づけていた。

 今大会に出場しているオーストラリア出身のスチュアート・アップルビーは、インスタグラムで「なんてナイスなことをしてくれるんだ」と彫刻を制作している最中の短い動画とともに投稿した。この愛のこもったアヒルの彫刻にジャロッドも天国で喜んでいるだろう。

(写真提供:Getty Images)

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