ウッズ&ミケルソンの最高の流れはライダーカップ→900万ドル→ヒーロー
タイガー・ウッズ(米)とフィル・ミケルソン(米)が900万ドル(約9億9,600万円)をかけ、マッチプレーを行うと先日発表された。場所はラスベガスのシャドー・クリークGCで、日にちはサンクス・ギビング・デー(感謝祭)の11月23日だ。
この一戦はプライムタイム(日本でいうゴールデンタイム)にペイ・パー・ビュー(有料)放送される予定だが、料金はまだ発表されていない。
現在フェデックスカップ・プレーオフシリーズ初戦のザ・ノーザン・トラスト(ニュージャージー州 リッジウッドCC)に出場している両選手がラウンド後に、この話題に少し触れた。
「今までやった事のないゴルフショーになる。楽しみたい。オッズ的にマイナス180倍(限りなく勝利)かな」と笑顔のウッズ。この発言を記者から聞いたミケルソンは「3〜4週間プレーして、オッズを変えてみせる」とフィルスマイルを見せた。
とてもエキサイティングなイベントになるのは間違いないが、その前後がさらに面白い。まだウッズもミケルソンも選出されていないが、9月28日にフランスのパリで開幕するライダーカップ、そしてウッズが毎年12月に主催しているヒーロー・ワールドチャレンジだ。
ライダーカップでペアを組めば敵地だが大盛り上がり間違いなし。2002年以来、ミケルソンはヒーロー・ワールドチャレンジに出場していないが、「年末はあまり調子が良くないから、出場できたら良いなと実は思っているんだ」とWGC-ブリヂストン招待初日後にコメントしていた。
ちなみに、2015年5月に開催されたボクシングの試合、フロイド・メイウェザー・ジュニア vs マニー・パッキャオはアメリカ国内のペイ・パー・ビュー購入数が440万件、売り上げは4億ドル(当時約480億円)を記録している。
(写真提供:Getty Images)