医師から練習の許可が下りた9月1日　ウッズの驚異的な復帰力

　タイガー・ウッズ（米）は、米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦 デル・テクノロジーズ選手権（現地時間1日／マサチューセッツ州／TPCボストン）2日目を終えて、通算4アンダー21位タイにつけている。

　怪我の影響などでツアーから離れていたウッズが、アプローチの練習を始めたのがちょうど1年前の9月1日。自身のツイッターで「医師からピッチング練習の許可が出た」と動画付きで投稿し、話題となった。

　そして、10月8日に「スムーズなアイアンショット」とフルスイングを見せ、10月16日には「進歩している」とドライバーショットを披露した。

　一時は「もうゴルフが出来ないかもしれない」とも語っていたウッズだが、出来ないどころか、全英オープンで6位タイ、全米プロで単独2位に入り、プレーオフシリーズに進出するなどタイガー・イズ・バック。大勢のファンを再び魅了している。

　11月23日にはフィル・ミケルソン（米）と900万ドル（約10億円）をかけたマッチプレーを行うなど、1年前からしたら予想にもしないことが起きている。復活優勝した日にはお祭り騒ぎとなるに違いない。

（写真提供：Getty Images）