5打差12位のウッズ「とてもシンプル。パットが決まらなかった」

　米男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦 BMW選手権（現地時間7日／ペンシルベニア州／アロニミンクGC）第2ラウンドが終了。首位タイから出たタイガー・ウッズ（米）は、3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせず、通算8アンダー12位タイに後退した。

　今大会からエースパター「スコッティ・キャメロン ニューポート2」を使用しているウッズは、初日「62」をマークしたが、2日目は思うようにいかなかった。

　初日は3メートル以上のバーディまたはパーパットを4回沈めたが、2日目に奪った3つのバーディは全て1メートル以内から（うち2つはパー5）で、最終ホールは3パットをしてしまいボギー。

「とてもシンプル。パットが決まらなかった。いい感じで打っていたけどね。入らなかっただけ。そんな時もある」

　ストローク・ゲインド・パッティングにも表れており、初日「2.215」と貢献度が高かったが、2日目「-3.590」とスコアに結びつかなかった。

　木曜日の夜に雨が降ったことも影響した。下が柔らかくなり、ランが出づらい状況で、なおかつ18ホール中9ホールのピンが奥に設定され、「オーバーはダメだが、つっこまないといけないので難しかった」と長めのパットが残った。それでも首位のザンダー・シャウフェレ（米）とは5打差とタイガーチャージで追いつける位置につけている。

（写真提供：Getty Images）