世界ランク1位のジャスティン・ローズ「子供の頃の夢が叶った」
更新日:2018/12/18 11:55
掲載日:2018/09/11 11:17
米国時間10日付の男子世界ランキングが発表され、ジャスティン・ローズ(英)がダスティン・ジョンソン(米)を抜き、自身初の1位に輝いた。
ローズはアマチュアで出場した1998年の全英オープンで4位に入り、同年にプロ転向したが、優勝までの道のりは長かった。欧州ツアーでの初Vは2002年「ダンヒル選手権」、米男子ツアーでは2010年「ザ・メモリアル・トーナメント」と苦労した。
その後は、2013年の全米オープンでメジャー初優勝を飾ると、2016年にはリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得。今季はシーズン3勝を挙げるなど最高のパフォーマンスを見せている。
ローズは、1986年に世界ランキング制度が導入されて、22人目のNo.1プレーヤーとなり、イングランド勢としてはルーク・ドナルド(英)以来(2012年5月27日〜8月11日)、アメリカの選手以外ではジェイソン・デイ(豪)(2016年5月27日〜2017年2月18日)以来となる。
「18歳でプロ転向して、世界1位に到達するまでに20年以上の歳月を要したが、ようやく子供の頃の夢が叶った。苦しい時もあったが、修正しながら多くのことを学び、さらに進化することを考えてプレーしてきた。なによりトーナメントで優勝することが一番嬉しいことだから、この順位を維持する為にもまた精進していきたい」
フェデックスランキングでも2位につけているローズ。プレーオフシリーズ最終戦のツアー選手権(現地時間20日〜23日/ジョージア州/イースト・レイクGC)で年間王者、ライダーカップでは2大会ぶりのトロフィーを狙う。
(写真提供:Getty Images)