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ウッズ「とても意味がある」優勝会見一問一答

更新日:2018/09/24 11:42
ウッズ「とても意味がある」優勝会見一問一答
ツアー通算80勝目を手にしたタイガー・ウッズ。

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権(ジョージア州/イースト・レイクGC)で5年ぶりツアー通算80勝目を手にしたタイガー・ウッズ(米)が優勝会見に臨んだ。主な一問一答は下記の通り。

―ツアー通算80勝目を挙げたが心境は

「メジャー大会、WGCとはまた違う状況。いつ勝てるかなんて分からなかったし、ひとつのピースとなってゴルフができるか分からなかった」

―この優勝の意味は

「とても意味がある。本当に。周りの人は私が苦しんでいた事を知っているし、ここ数年支えてくれた」

―大勢のギャラリーが集まった最終ホールについて

「声援が聞こえたし、見渡した。セキュリティがいて、フェアウェイの左サイドは埋まっていた。だけどトーナメントはまだ終わっていなかった。2打差リードでは何が起きるか分からない。(3打目の)バンカーショットを打ち終わって、グリーンを捉えて、トーナメントが終わったと思った」

―最初の腰の手術を受けて2014年のマスターズを欠場したが、その時の心境は

「残りの人生、痛みなく再びプレーできるか不安だった。ゴルフができる状態では全くなかった。足腰が痛くて、座れない、歩けない、横になれない、そんな状態だった」

―昔みたいにリードして最終日を迎えると、他の選手が崩れるという展開だった。

「ゲームプランはアンダーパーで回ることだった。出だしバーディで、残り17ホールをパーで行ければなと思っていた。今日は自分を信じることができたから、しのげた。下りのパットが多くて、上りのパットは3回。パッティングはとてもディフェンシブだった」

―ライダーカップに向けて今夜パリに行くが

「楽しいだろうね。今夜はゆっくり寝るよ(笑)」

―サム・スニードの最多勝利数まであと2勝だが

「80はビッグナンバー。まだサムが自分の上にいる。ゴルフができるチャンスがあるから、トライし続けて記録に並び、更新することができればいいね」

―怪我で戦列から離れている他のアスリートについて

「私はラッキーと言えばラッキー。フルコンタクトのスポーツではないからね。それに周りの人が本当にサポートしてくれて、またトーナメントで勝てるチャンスを得ることができた」

―最後ホールアウトした時は今までと違う?

「97年のウェスタンオープンの最後みたいだったが、違うよ。みんな叫んだり、今では携帯電話を持っているでしょ。自分の中では17番のパーセーブパットが本当に大きかった。2打差リード(と1打差リードで)パー5を迎えるのは全く違う心境だからね」

―子供たちはどう感じていると思うか

「子供たちは父が何をしているか理解したと思う。全英オープンで優勝争いに絡んで、その時に彼らも雰囲気を感じたと思う。前は痛くて何もできなかったから。今は楽しいよ」

(写真提供:Getty Images)

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