最終戦の視聴率が驚異的　ウッズVの瞬間は人気海外ドラマ並み

　タイガー・ウッズ（米）が5年ぶりツアー通算80勝目を挙げた米男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権（ジョージア州／イースト・レイクGC）の視聴率が驚異的だった。米ゴルフチャンネルら複数の海外メディアが報じている。

　プレーオフシリーズ史上最高の*レーティング「5.21」を記録。昨季大会と比べると約3倍アップとなった。また、この数字は今季トーナメントの最高記録でもある（メジャー大会を除く）。

　放送したNBCスポーツグループのCEO、マイク・マカフリー氏は「タイガー・ウッズが優勝したツアー選手権は一生忘れられないイベントとなった」とコメントしている。

　ピークはウッズが優勝した瞬間で「7.19」と驚異的。今年のマスターズのピークが「11.03」、全米プロゴルフ選手権のピークが「8.28」とひとりの選手がメジャー大会並みの数字を持っていることが分かる。

*レーティング
日本のようにパーセントでは表示されないが基本的に「4.0」を超えると高視聴率番組と呼ばれ、日本でも流行ったドラマ「24」や「LOST」はシーズン平均で「7〜10」を記録。ちなみに、比較にはならないが今年のアメリカンフットボールのスーパーボウルは「43.1」を記録している。

（写真提供：Getty Images）