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J.ローズは午後に挽回 気合のチップインバーディも午前は敗退

更新日:2018/09/29 22:38
J.ローズは午後に挽回 気合のチップインバーディも午前は敗退
欧州選抜の要、ジャスティン・ローズ。

 

 ライダーカップ(現地時間28日/ル・ゴルフナショナル)初日午前のフォアボール、ジャスティン・ローズ(英)はジョン・ラーム(スペイン)と組み、ブルックス・ケプカ&トニー・フィナウと戦ったが1アップで惜しくも敗れた。

 欧州ペアが1アップで迎えた12番パー4ではローズがグリーン周りのラフからチップインバーディを決め2アップ。ラームと豪快なハイタッチ、右手を上げガッツポーズ、キャップを外し声援に応えた。年間王者が決定した時よりも気合が入っているように見えた。

 しかし、13番でケプカにバーディを奪われ、16番パー3ではフィナウの奇跡ショットがありオールスクエアとされる(フィナウのティーショットはグリーン手前の池に入ると思われたが、淵に当たり上にボールが跳ねてベタピンについた)。そしてケプカが最後にバーディを獲り、米国ペアが勝利。ミラクルショットから流れが変わってしまった。

 気持ちを切り替え午後のフォアサムへ。ローズはヘンリック・ステンソン(スウェーデン)とコンビを組んだ。午前とは打って変わり5番から3連続、10番、11番と奪い5アップと有利にゲームを進める。12番、13番と米国ペアに獲られたが、14番から16番まで引き分けとし圧勝。ローズは午前のリベンジを果たすことが出来た。

 ローズは2日目の午前には出場しないが、午後に出場する可能性が高い。経験豊富なベテランのプレーに注目したい。

【競技ルール】
初日、2日目の午前はフォアボール(2人がそれぞれ自分のボールでプレーし、ホールごとに良いほうのスコアを採用)、午後はフォアサム(1つのボールを2人が交互に打ち合う)で4マッチずつ行われ、各マッチ勝利で1ポイント、引き分けで0.5ポイント(負けは0ポイント)。最終日はシングルス戦12マッチが行われる。 14.5ポイントを奪ったチームが勝利。同点の場合は前回覇者の米国選抜がタイトル防衛となる。

(写真提供:Getty Images)

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