マキロイ「俺がパットを決められない? ふざけるな」 野次ギャラリーに言い放つ
更新日:2018/12/15 18:46
掲載日:2018/09/30 11:04
ローリー・マキロイ(北アイルランド)は普段から感情をよく表す選手で怒ってアイアンを池にぶん投げたこともある。特に感情を爆発させるのが2年に1度のライダーカップ中だ。
今回も闘志むき出しでプレーしているが、イアン・ポルター(英)と組んだ2日目の午後はより一層激しかった。3番パー5でバーディパットを沈め引き分けとした後、激しい口調で「俺がパットを決められないだと? ふざけるな、決められるんだよ」と野次を飛ばしていたギャラリーに言い放った。
とにかくブーイングや野次が多い。普段のトーナメントでも野次は起きるが選手たちは過剰に反応したりはしない。大人の対応で注意し、警備員につまみ出してもらうくらいだろう。しかし、ライダーカップは別の話。唯一いつも以上に感情を出しても許させる大会だと思う。
淡々とプレーする印象のあるジャスティン・ローズ(英)、トミー・フリートウッド(英)、フランセスコ・モリナリ(伊)らも闘志あふれるプレーを見せ、何度もガッツポーズをしたり、雄叫びを上げ感情を爆発させている。いつも表現豊かなマキロイであればギャラリーに反応してしまうのも理解できる。
もちろん放送できないような暴言を吐いたりするのはご法度だが、一種のエンターテインメントとしてマキロイのような選手がいるのは良いことだと思う。また、それを見たいファンも多くいるはずだ。
試合自体はジャスティン・トーマス&ジョーダン・スピースに4&3で敗れたが、2日目終えて欧州選抜が10.0対6.0で4ポイントをリードしている。マキロイのシングルス戦の相手はそのトーマスとなった。
(写真提供:Getty Images)