スピースが2年ぶりに秋大会参戦　試合出場義務の裁定は話し合い中

　ジョーダン・スピース（米）が11月1日からネバダ州のTPCサマリンを舞台に開幕するシュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープンに参戦することが分かった。

「大きな都市で名声のある大会に出場できることに感謝しつつ、今からプレーできることを楽しみにしている」

　年間のPGAツアー出場試合義務は15試合。過去4年間に1度もプレーしていない試合にエントリーすれば15試合でいいのだが、そうでなければ25試合以上に出場する必要がある。

　スピースは昨季のプレーオフシリーズ最終戦のツアー選手権に進むことが出来ず24試合。ツアーのルールによれば少なくとも2万ドルの罰金または数試合の出場停止。

　2016-17年シーズンから始まったこのルールを破った選手がいないため未だに裁定は下されていないが、PGAツアー最高執行責任者のアンディー・パツダー氏は「我々はスピースと話し合い、誰もが納得できるように進めている」とコメントしている。

　そのためスピースは早めにシーズンをスタートさせる。過去2年間は秋開催のトーナメントに出場していなかったが今季はエントリー。ライダーカップを除いてBMW選手権（9月6日〜9日）以来の試合となる。

（写真提供：Getty Images）