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19年から2度打ちは無罰 2度打ちを練習するプロが話題に

更新日:2018/11/30 15:48
19年から2度打ちは無罰 2度打ちを練習するプロが話題に
ルールオフィシャルがやってくるシーンも増えるか?

 

 2019年1月1日から新ルールが適用され、2度打ちは無罰(今年までは1打罰)となる。米ゴルフチャンネルが、わざと2度打ちをしているプロ、ザック・ラドフォードの動画を紹介すると、ルールを逆手に取れるというコメントが投稿された。

 ルールブックには「”偶然”の2度打ち(以上)は1ストロークとみなし、ペナルティは科さない」とある。常識的に考えれば、わざと2度打ちをすれば1打罰だと思うが、ルールブックに「もし、わざと2度打ちをしたら1打罰」という記載はない。従って「偶然です」と言えば通るのだろうか?

 ラドフォードはピンまで約10ヤード、バンカー越え、ラフからという状況でボールを軽く浮かせ、そのボールを打ち数センチにつけた(ボールリフティングをしてそのまま打つような感じ)。米ゴルフチャンネルは「2019年から2度打ちはノーペナルティ。ザック・ラドフォードはそのルールに基づいて練習している」というコメントとともに動画を投稿している。

 わざとの2度打ちは現実的ではなく、やはりペナルティを科せられると思うので、試合などで試すゴルファーはいないと思うが、別の新ルールは活用できるかもしれない。

 グリーン上からパッティングをする際、ピンを差したまま打っても無罰となるのだが、以前ブライソン・デシャンボー(米)は「短い下りのパッティングであればアドバンテージがあると思う」と、ガシャンと当てて打つ実験を来年1月3日開幕のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ハワイ/プランテーションC at カパルア)ですると語っていた。下りのラインを消してのガシャンは使えるかもしれない?

(写真提供:Getty Images)

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