2019年に米男子ツアー初優勝を挙げそうなプレーヤーは?
ウェブ・ドット・コム・ツアー経て、今季から米男子ツアー本格参戦のキャメロン・チャンプ(米)は2試合目(サンダーソン・ファームズ選手権)で優勝を果たした。チャンプ以外にもツアー初優勝を挙げそうな選手はたくさんいる。期待の4選手を紹介しよう。
ホアキン・ニーマン(チリ/20歳)
アマの試合で23勝、アマ世界ランク1位を48週間キープして、19歳の時にプロ転向したニーマン。今年は米男子ツアーの大会に12試合出場し、トップ10入り4回を果たした。スイングの特徴はトップからかなり沈み込み、右肘が体につきそうなところで、平均飛距離は300ヤードを優に超える。南米のパワフルガイに注目だ。
イム・ソンジェ(韓/20歳)
国内男子ツアーの最終戦 ゴルフ日本シリーズJTカップにも出場したイムは、昨季ウェブ・ドット・コム・ツアーで賞金王(2勝)&新人王に輝き、今季の米男子ツアーのシード権を獲得。同ツアー開幕戦のセーフウェイ・オープンで4位タイに入った。先輩のY・E・ヤン、K・J・チョイ、キム・シウらのような選手になれるだろうか。
ビュー・ホスラー(米/23歳)
ホスラーは高校生の時に2012年の全米オープンに出場し、3日目を終えて首位と4打差8位タイ(最終順位は29位タイ)につけるなど世界中を驚かした選手だ。今年はヒューストン・オープンのプレーオフでイアン・ポルター(英)に敗れたが、現在世界ランク88位と順位を上げている。
エイブラハム・アンサー(メキシコ/27歳)
2016年にプロ転向したアンサーは、今年のクイッケン・ローンズ・ナショナルで4位タイ、RBCカナディアン・オープンで単独5位、プレーオフシリーズ2戦目のデル・テクノロジーズ選手権で7位タイとベストシーズンを過ごした。また、メキシコを背負ってオーストラリアで行われたワールドカップに出場し、2位タイと強さを見せつけた。
(写真提供:Getty Images)