F.モリナリ、全英OPまで欧州の試合に出ない? 日程変更が大きく影響
PGAツアーは、来年3月ザ・プレーヤーズ選手権、4月マスターズ、5月全米プロ、6月全米オープン、7月全英オープン、8月プレーオフシリーズとビッグイベントが続く。1月末のフェニックス・オープン、2月のWGC-メキシコ選手権なども含めれば尚更だ。
PGAツアーが主戦場の選手にとっては問題ないが、欧州プレーヤー(特にトップ選手)にとっては厳しい日程となる。
欧州のツアーカードを維持するには年間最低4試合の出場義務がある。ローリー・マキロイ(北アイルランド)は先月、「2試合は出場する予定だが…」と4試合以上出場するのは難しいとコメントしていた。
フランセスコ・モリナリ(伊)もマキロイのような日程になるかもしれない。ライダーカップでペアを組んだトミー・フリートウッド(英)がホストを務めるブリティッシュ・マスターズが5月に開催されるのだが、「最初の数か月次第」と出場したい気持ちはあるものの日程や体力面による。また、AP通信によると連覇がかかる全英オープンまではPGAツアーで戦うようだ。
全英オープン以降も、WGC-フェデックス・セントジュード招待(7月25日〜28日)、プレーオフシリーズ初戦のザ・ノーザン・トラスト(8月8日〜8月11日)、BMW選手権、ツアー選手権と大きなトーナメントが続く。もちろんモリナリ次第だが、欧州の試合に出るのは9月以降となりそうだ。
欧州ツアーは9月からロレックスシリーズ5試合、BMW PGA選手権、イタリアン・オープン、トルコ航空オープン、ネッドバンク・ゴルフ・チャレンジ、DPワールド・ツアー選手権が行われるので、モリナリ、マキロイのプレーを見れるとしたらこのあたり。イタリアのファンからしたら、イタリアン・オープンには出場して欲しいと願っているだろう。
(写真提供:Getty Images)