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世界417位のアダム・ロングが優勝 31歳のPGAツアールーキー

更新日:2019/01/21 12:30
世界417位のアダム・ロングが優勝 31歳のPGAツアールーキー
ウィニングパットを沈めた瞬間のアダム・ロング

 

 世界ランク417位(13日付)のツアールーキー、アダム・ロング(米)がデザート・クラシックでPGAツアー初優勝を挙げた。昨季Web.comツアー賞金ランク13位に入り、今季のPGAツアーシード権を獲得し、6試合目で勝利を掴んだ。

 ロングは単独首位のフィル・ミケルソン(米)と3打差単独3位で最終日を迎えた。48歳Vを期待するファンが多い中、ロングは7バーディ、ノーボギー「65」と完璧なゴルフを展開し逆転Vを果たした。

 最終18番パー4は痺れた。ミケルソン、ロング、アダム・ハドウィン(カナダ)が同組で通算25アンダーで並んでいた。ピンポジションは奥。最初に2打目を放ったのはロング。前足下がりで打った後はフィニッシュもとれない程の難しさだったが、ピンの約4メートル手前につけた。

 ミケルソンはピンの約10メートル手前と突っ込みきれなかったがチャンスあり。ハドウィンは奥のバンカーに入れたが、3打目はもう少しでチップインバーディというショットを披露し沸かせた。

 ミケルソンのパットは惜しくも外れ、ロングにとってミケルソンのパットが参考となり、フックラインを読み切りガッツポーズを決めた。

「フィルのパットが参考になった。決めないといけないラインでコントロールできるパットではなかった。何が起きたかよく分からなかった」と決めた瞬間のロングの顔は驚きでいっぱいだった。PGAツアー通算43勝の大ベテランに勝ったのはロングにとって相当の自信になるだろう。

(写真:Getty Images)

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