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ミケルソン「ときどき全体像が見えなくなる」 守ってくれたケイシーに感謝

更新日:2019/02/13 11:24
ミケルソン「ときどき全体像が見えなくなる」 守ってくれたケイシーに感謝
アリゾナ州立大学の先輩・後輩

 

 米男子ツアーのAT&T ペブルビーチ・プロアマはフィル・ミケルソン(米)の優勝で幕を閉じたが、決着は月曜日についた。日曜日は荒天のためスタートが遅れるなど最終組のミケルソンとポール・ケイシー(英)がホールアウトできなかった。

 ミケルソンは後半16番を終え、「ボールは見える。ホールアウトできるならしたい。とりあえず17番をプレーしてから考えよう」と日曜日のうちに終わらせたい思いが強く、日没サスペンデッドを知らせるホーンが鳴った時は不満そうな表情だった。

 一方、ケイシーは「全くラインが見えない」と16番のパーパットを残し、競技委員と話し合いの末、順延が決定。月曜日の朝に残りのホールを回り、ミケルソンがツアー通算44勝目を挙げたのだが、これはケイシーのおかげかもしれない。

「ポールに感謝している。私はときどき、自分の世界に入ってしまい全体像が見えなくなる。ポールは私たちを守ってくれた。昨日の夕方のグリーンは確かに酷かった。朝になったら綺麗になっていて天気も良かった。球も良く見えた」とミケルソンはアリゾナ州立大学の後輩に感謝の気持ちを伝えた。

(写真:Getty Images)

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