全米OP覇者のジーン・リトラー氏が死去 1990年に世界ゴルフ殿堂入り
更新日:2019/08/02 10:33
掲載日:2019/02/17 17:16
米国時間15日の夜、ジーン・リトラー氏が88歳で亡くなった。原因は明らかとされていない。
1961年の全米オープンを制すなど米男子ツアー通算29勝を挙げたリトラー氏は、正確なスイングをすることから「Gene the Machine(ジーン・ザ・マシーン)」と呼ばれていた。国内男子ツアーでも1974年、1975年と三井住友VISA太平洋マスターズ(当時は太平洋クラブマスターズ)を連覇し、1990年に世界ゴルフ殿堂入りを果たしている。
1930年にカリフォルニア州のサンディエゴで生まれたリトラー氏は、1953年のウォーカーカップに出場し、同年の全米アマチュア選手権、カリフォルニア・ステート・アマチュア選手権で優勝。1954年に出場したサンディエゴ・オープンでアマチュアながら優勝し脚光を浴び、1955年のロサンゼルス・オープンでプロ初優勝を挙げた。