スランプ“だった”スピース「パットは90%くらい戻ってきている」
更新日:2019/05/18 18:56
掲載日:2019/05/18 18:54
全米プロゴルフ選手権は現地時間17日、米ニューヨーク州のベスページ・ステート・パークBKで第2ラウンドが行われ、同大会Vで生涯グランドスラム達成のジョーダン・スピース(米)が4アンダー66を記録し、通算5アンダー2位タイに浮上した。
パットの不振で2017年の全英オープンから優勝のないスピースだが、この日は23パットと好調。スランプではないと証明して見せた。実は開幕前の記者会見で「パットがスランプだが…」と質問している記者に対して、スピースは「“だった”ね」とスランプは過去のものだと強く主張していた。
第2ラウンド後のインタビューでは、「パットは90%くらい戻ってきている。あとはスピードコントロールだけ」とほぼ感覚を取り戻しているようだ。現在単独トップのブルックス・ケプカ(米)との差は7ストローク。崩れそうにないケプカだが、何が起きるかは分からない。スピースには爆発力があるので、パットが引き続き好調ならばケプカを捉えられるかもしれない。
(写真:Getty Images)