比嘉真美子はテスト1球目で交換を決断 日本シャフトの新製品「N.S.PRO 950GH neo」
更新日:2019/07/17 23:30
掲載日:2019/07/17 22:19
17日、日本シャフトの新製品発表会が神奈川県横浜市内で行われ、同社のシャフトを使用している比嘉真美子が登場した。
1999年に「N.S.PRO 950GH」が超軽量スチールシャフトとして誕生。発売されて以来、多くのメーカーの標準シャフトに採用されるなど、累計販売数4000万本を達成した有名なシャフトだ。打ったことのないゴルファーの方が少ないだろう。
そして、今回発表されたのが「N.S.PRO 950GH neo」。今年で20周年ということもあり、コーポレートカラーの緑が採用された。大きな特徴は新機能搭載アイアン(飛び系など)とのマッチングに特化したシャフトということ。20年も経てばクラブも進化するので、それに合わせたのが同シャフトだ。
比嘉は国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が行われる数日前に新シャフトを試し「1球目」で交換すると決めたそうだ。出来上がったのはギリギリだったが、見事優勝を果たした。
「よりインパクトの時に無駄なブレが少なくなり、素直に自分のスイングにマッチした動きになっている」
新シャフトとともに狙うは海外メジャータイトル。来週のエビアン選手権、再来週の全英AIG女子オープンに向け今夜日本を発つ比嘉は「いいゴルフをして日本のツアーから『こういうプレーヤーがいるんだよ』と存在感を出していきたい」と意気込んだ。
去年の全英リコー女子オープンで4位、今年の全米女子オープンでは初日に「65」を記録し単独首位に立つなど(最終結果は5位)、樋口久子以来42年ぶりの日本人メジャーVの期待がかかる。
<N.S.PRO 950GH neo>
9月5日発売、中調子、R(94.5g)、SR(97g)、S(98g)、X(104g)