関西オープンが1年延期　昨季覇者の大槻智春は「残念」

　日本ゴルフツアー機構（JGTO）は6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月21日に開幕予定だった関西オープンゴルフ選手権競技（兵庫県／有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース）を1年延期すると発表した。

　JGTOは公式サイトにて「ギャラリー、ボランティアのみなさまと、選手の安全確保のために慎重に検討を重ねてきました結果、大変残念ではございますが本年度は休止、次年度に改めて、同コースの有馬ロイヤルゴルフクラブにて、繰り延べ開催することといたしました」とコメント。

　また、昨季覇者の大槻智春は「今年はディフェンディングチャンピオンとして迎えるはずでしたが開催が延期と決まり、とても残念です。みなさまとこの危機を一緒に乗り越え再びトーナメント会場で、ファンのみなさまや、大会関係者のみなさまと元気な姿でお会いできることを、私たち選手も心待ちにしています」などとコメントしている。

　男子ツアーでは今季国内初戦の東建ホームメイトカップ（4月16日〜）、中日クラウンズ（4月30日〜）、アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ（5月7日〜）の3試合の中止がすでに決まっており、これで4大会連続で開催に影響が出ることとなった。