ニクラウス、オーガスタのグリーンは「11月のほうがいい」
更新日:2020/05/23 15:30
掲載日:2020/05/23 15:00
ジャック・ニクラウス(米)が米ゴルフドットコムの取材を受け、11月のオーガスタ・ナショナルGCの印象について語った。
新型コロナウイルスの影響により4月から11月に延期となった2020年のマスターズ。同大会6勝のニクラウスは同コースのメンバーであり11月にプレーしたことがあるという。
オーガスタは4月に最高のコンディションを迎えられるよう5月から10月はクローズし、芝の張り替えやコース改修などを行うのだが今年は勝手が違う。
ニクラウスは「11月のオーガスタは避けるようにしている。どうにかするとは思うが、フェアウェイの状態は決してよくない」とオーバーシード(冬は芝が枯れるため夏芝の上に冬芝の種を蒔き、1年中緑のフェアウェイにすること)の作業が間に合わないと予想。一方で、グリーンは「(4月より)乾いているから11月のほうがいいと思う」と話している。
4月と11月では気候もコースコンディションも違うのでどうなるか分からないが、ニクラウスは「今回の延期については賛成であり、フレッド(・リドリー会長)と話しているが、私は彼を信用している。ツアーと協力し開催できる方法を見つけた。新型コロナウイルスの問題が落ち着き、プレーすることができれば良いシーズンを過ごすことができるでしょう」と11月開催に賛成のようだ。