米男子ツアー、専用チャーター機の使用を強く推奨
更新日:2020/05/24 15:34
掲載日:2020/05/24 15:00
米男子ツアーは競技再開に向けて、チャーター機の使用に関するガイドラインを選手たちに伝えたと米ゴルフチャンネルが23日に報じている。
ガイドラインには「選手とキャディはチャーター機に乗ることを強く推奨する」とあり、トーナメント間の移動に専用チャーター機を用意するようだ。
搭乗前に新型コロナウイルスの唾液検査を受けることと、機内でのマスクやフェイスガード着用が求められる。なお、陽性反応が出た場合はチャーター機に乗ることはできない。
チャーター機はボーイング737となる予定で、通常の収容人数は177人だがソーシャルディスタンスということで114人まで。1フライトの費用は1人600ドル(約65,000円)、コーンフェリーツアー(米下部ツアー)の選手は1人300ドル(約32,000円)となっている。
アメリカは移動距離が長いのでトップ選手になると自家用ジェット機やスポンサーの航空会社を利用するが、駆け出しの若手選手などは車で移動することも多い。それでも300ドルは大きな額だが、健康面を考えるとチャーター機での移動を選択したほうがいいのかもしれない。