5年ぶり復活Vの渡邉彩香「自分以上にみんなが信じてくれた」
更新日:2020/06/29 16:43
掲載日:2020/06/29 16:30
国内女子ツアーのアース・モンダミンカップは29日、千葉県のカメリアヒルズカントリークラブ(パー72)で最終ラウンドが行われ、渡邉彩香が逆転で5年ぶりツアー通算4勝目を挙げた。
首位と4打差4位タイから出た渡邉はトータル5バーディ、1ボギーの「68」を記録し、鈴木愛と通算11アンダーで並びプレーオフへ。18番で行われた1ホール目でバーディとした渡邉が鈴木を下した。
優勝インタビューでは「ショットが4日間通して良くて、今日が一番良かったです。欲が出そうなところをを上手く抑えて自分のプレーに集中することが出来ました」と、途中では涙を見せる場面も。
プレーオフが決まるまで一切リーダーボードを見なかったという渡邊。2015年の樋口久子 Pontaレディス以来の優勝に「ここ2、3年はけっこう苦しかったです。自分以上にみんなが信じてくれたので、それがすごく嬉しかったです。それに応えられて良かったと思います」と喜びを語った。
復活を果たした渡邉は「もともと東京五輪に向けて頑張りたいという気持ちがあったので、遠い道のりですが頑張りたいです。開幕戦で勝つというすごく良い流れになったので、年間通して1番になれるように頑張ります」とした。