チャンプ、新型コロナに感染していなかった？「陽性でないことは明らか」

　キャメロン・チャンプ（米）は6月23日、米男子ツアーのトラベラーズ選手権前に受けた検査で新型コロナウイルスに感染していたことが分かり、同大会を棄権したが、実は陽性ではなかったようだ。米ゴルフチャンネルなどが2日、報じた。

　陽性反応が出たチャンプは「次の日（6月24日）、木曜日（25日）、金曜日（26日）と検査を受けてすべて陰性だった。専門家と相談し、彼らの意見を聞く限り、陽性でないことは明らかだった」と話した。

　ツアーは1日にガイドラインを改定し、無症状で新型コロナウイルスに感染した場合、24時間以上の間隔をあけた検査で「2度の陰性反応を示せば試合出場ができる」とした。これまでは、症状の有無に関係なく最低10日間の隔離が求められていた。

　この改定によりチャンプは、2日から始まった米男子ツアーのロケット・モーゲージ・クラシックに出場しており、初日は3アンダー46位タイと好スタートを切った。なお、ツアーでは（いちおう陽性だった）チャンプを含めると、6人が新型コロナウイルスに感染している。