醜態さらして逮捕のオルセン 欧州ツアー出場可能に
更新日:2020/07/03 15:39
掲載日:2020/07/03 15:38
2018年のライダーカップメンバーであるトービヨン・オルセン(デンマーク)が欧州ツアーに出場できることになった。
オルセンは2019年8月、米男子ツアーのWGC-フェデックス・セントジュード招待終了後、会場のメンフィス(米テネシー州)からイギリスのロンドンに帰る飛行機内で醜態をさらした。
泥酔し、客やキャビンクルーに暴言を吐き、一人の女性客にわいせつ行為をはたらき、終いには通路に放尿し、逮捕。以降、欧州ツアーからは出場停止を言い渡されていた。
米ゴルフチャンネルによると、オルセンの裁判は5月11日に行われるはずだったが、新型コロナウイルスの影響で2021年12月へ延期。従って、欧州ツアーは「(出場を許可することは)法的手続きによる結果だが、進行中の事件なため欧州ツアーとしてはこれ以上のコメントはできない」と声明を出した。
オルセンは「起こしてしまったことは非常に悲しいこと、支えてきてくれた全ての人に謝罪をしたい。ゴルフは1年くらいしていない。これだけゴルフをしていないのは苦しい」と話している。なお、欧州ツアーは今月末から再開予定である。