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トーマスがWGC制覇 GOLTV解説者、ジャック小崎氏が振り返り

2020/08/03 15:04
トーマスがWGC制覇 GOLTV解説者、ジャック小崎氏が振り返り
WGC-フェデックス・セントジュード招待を制したトーマス(写真はGOLFTVのキャプチャ)

 

「GOLFTV」の解説者、ジャック小崎氏が、世界選手権シリーズのWGC-フェデックス・セントジュード招待を制したジャスティン・トーマス(米)のプレーを振り返った。

 2日、米テネシー州のTPCサウスウィンドで最終ラウンドが行われ、トーマスは4打差5位からのスタートだった。

 前半に4つ伸ばしたトーマスは、後半12番でボギーを叩くものの15番、16番で連続バーディを奪い5アンダー「65」を記録し、単独トップでホールアウト。後続が伸ばせなかったためトーマスが通算13アンダーで今季3勝目、ツアー通算13勝目、そして約2年ぶりに世界ランク1位に輝いた。

<ジャック小崎氏のコメント>
 勝負を決めたショットは15番のティーショットだったと思います。完全なミスショットで本人も「ラッキー」と言っていましたが、クリーク方向に飛んでいったティーショットはさらに左に出てこのホールをショートカットする結果となりました。かなりラッキーだったと思います。

 そして16番で難しい距離のアプローチを残すも、しっかりこれを寄せてバーディとしました。15番のラッキーを味方につけ、続くホールでバーディ。ここで他の選手と差をつけたのではないでしょうか。同じように最終ホールの18番も難しい状況からしっかり寄せてパーをセーブしました。
 
 追いかけてくるブルックス・ケプカが16番でボギーを叩く中、トーマスは勝負どころでパーセーブができて、上がりホールを切り抜けて行けたことが勝因となりました。

 また、トーマスは27歳3か月4日でツアー通算13勝目を挙げました。この記録は1960年以降でタイガー・ウッズ(23歳9か月24日)、ジャック・ニクラウス(25歳2か月21日)に続く若さでの勝利数達成となります。

 ただこの勝利を挙げるまでに1か月前のワークデイチャリティオープンで上がり3ホールでコリン・モリカワに並ばれ、プレーオフで敗れるなど苦い経験を経ての優勝でした。またひと回りトーマスは成長するでしょうし、その姿を見せてくれると思います。

■GOLFTVとは?
 GOLFTVは2019年1月にグローバルでサービスを開始し、世界のトップゴルファーが参戦するPGA TOURの全試合全日程や主要ゴルフトーナメントをライブ&オンデマンドで世界中の視聴者に向けて配信する。

 2019年10月には日本の視聴者に向けて完全ローカライズされた日本語版「GOLFTV」をリリース。2020年7月31日にはLPGA TOURのほとんど全ての大会の配信も開始し日本のゴルフファン必見のサービスに成長した。

 世界最高峰のゴルフツアーを、いつでも、どこでも、どのデバイスでも、ライブでもオンデマンドでも視聴でき、大会の全容を網羅するメイン配信の他に特定のグループに密着した配信、特定ホールに密着した配信など、様々な配信を選択視聴できるのがGOLFTVの特徴である。

正式名称:GOLFTV powered by PGA TOUR
URL:https://www.golf.tv/ja
視聴料金(税込):
FREE ACCOUNT:無料
LIVE PASS:月額1,000円(年間9,000円)
PRO PASS:月額1,500円(年間13,000円)
※登録により7日間視聴無料

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