今季メジャー初戦の全米オープン 松山英樹はスピース、リードと同組
海外男子メジャーの全米オープンは17日、ニューヨーク州のウィンゲッド・フットGCを舞台に無観客で行われる。全米ゴルフ協会(USGA)が主催する今大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で約3か月遅れでの開催となった。
米ツアーの2020-21年シーズンはメジャー大会が4試合ではなく6試合という異例の年。その最初のメジャー大会が全米オープンである。
前回大会はカリフォルニア州のペブルビーチGLで開催され、ゲーリー・ウッドランド(米)がメジャー初制覇を成し遂げ、ブルックス・ケプカ(米)の3連覇を阻止した。
ケプカは左膝の故障により今回は欠場となるが、ウッドランドは連覇を目指し出場する。予選は2019年の全英オープン覇者であるシェーン・ロウリー(アイルランド)、同年の全米アマチュア選手権で優勝したアンディ・オグルトゥリー(ジョージア工科大)とプレーする。
日本からは松山英樹、石川遼、今平周吾、アマチュアの金谷拓実(東北福祉大)が出場。8年連続8回目の出場となる松山は、メジャー通算3勝のジョーダン・スピース(米)、2018年のマスターズを制したパトリック・リード(米)と同組となった。
5年ぶり出場の石川はチャールズ・ハウエルIII(米)、マックス・ホーマ(米)と、今平は金谷、アン・ビョンホン(韓)とプレーする。
タイガー・ウッズ(米)は8月に行われた全米プロゴルフ選手権を制したコリン・モリカワ(米)、ジャスティン・トーマス(米)と、キャリアグランドスラムがかかるフィル・ミケルソン(米)はジョン・ラーム(スペイン)、ポール・ケイシー(英)と回る。
世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(米)はトニー・フィナウ(米)、ブライソン・デシャンボー(米)と同組。ローリー・マキロイ(北アイルランド)はジャスティン・ローズ(英)、アダム・スコット(豪)との組み合わせになった。