千葉オープンVの大岩龍一「感謝の気持ちでいっぱい」 シニアの部は篠崎紀夫が優勝
更新日:2020/10/07 09:41
掲載日:2020/10/07 09:38
ツアー外競技の日神カップ第49回千葉オープンゴルフトーナメント(千葉県/平川CC/7206ヤード・パー72)を制したのは大岩龍一だった。
6アンダー66で回った大岩と大槻智春がトップで並びプレーオフへ進出。3ホール目(18番パー4)でバーディとした大岩が優勝賞金300万円を獲得。約4メートルのウィニングパットは「半分いったら入ったと思いました」と完璧だった。
東京出身の大岩は中学生の時により良いゴルフ環境を求め千葉に移住。平川CCでは高校、大学の時にキャディのバイトをしながら夜遅くまで練習に励んでいたという。
「コースの攻略法を分かっていたので、それが上手くはまりました。このコースで練習して(コースに)育ててもらったと言っても過言ではないです。応援してくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」
1997年生まれ、身長180センチの大岩は、2019年のアジアンツアー下部ツアー「コンビファール・プレーヤーズ選手権」で優勝するなど期待の若手。今季は国内男子ツアーの前半戦と下部ツアー(AbemaTVツアー)の出場資格を保持している。今後は「11月にプロテストを受けます。それまでにレギュラーツアーの試合が開催されれば、それに照準を合わせます」とした。
また、今大会には篠崎紀夫、深堀圭一郎、小山内護、藤田寛之、伊澤利光、丸山茂樹、小達敏昭ら50歳以上(シニア)の選手も出場。4アンダー68で回った篠崎がシニアの部で優勝した。
昨年50歳となりシニアデビューを果たした篠崎は、今年8月のマルハンカップ太平洋クラブシニアで優勝。そして今回の千葉オープンで優勝と、今週の日本プロゴルフシニア選手権大会(茨城県/サミットGC)に弾みをつける1日となった。