ホーシェルが3年ぶりの勝利 試合前週は家族とリラックス
更新日:2021/03/29 16:10
掲載日:2021/03/29 16:00
ビリー・ホーシェル(米)が、世界選手権シリーズのWGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー(米テキサス州/オースティンCC)でツアー通算6勝目を挙げた。
グループステージはJ.T.ポストン(米)に敗れたが、マックス・ホーマ(米)とコリン・モリカワ(米)を下し、グループステージ突破。ベスト16でケビン・ストリールマン、ベスト8でトミー・フリートウッド(英)、準決勝でビクター・ペリッツ(仏)を破り決勝戦に駒を進めた。
ジェイソン・デイ(豪)、ジョン・ラーム(スペイン)、ザンダー・シャウフェレ(米)、マット・クーチャー(米)らを倒して来たスコッティ・シェフラー(米)との一戦は、風が吹く難しいコンディションの中で行われた。
試合は先にシェフラーが1アップとしスタートしたが、前半を終わってみればホーシェルの2アップ。後半は風がより強くなったので凌ぎ合いになったが、シェフラーが17番でバーディを決められず、2アップでホーシェルに軍配が上がった。
「先週は家族と一緒に過ごした。クラブを持たずに家族とリラックスしたことはこれまでに無かったので、非常に良い時間になった」と家族との時間が、3年ぶりの優勝に繋がったことは間違いない。
また、「二桁勝利やメジャーでの優勝、ゆくゆくはグランドスラム達成と、常に目標は高く持っている。メジャーでトップ5に入ったのが1回しか無いので、無謀と思われるかもしれないが、突き進むよ」と話した。再来週のマスターズで、一つの夢であるメジャー制覇を成し遂げられるだろうか。