ラームが年間王者のキャントレーを称える「彼が勝ち取った」
更新日:2021/09/07 10:23
掲載日:2021/09/07 10:19
ジョン・ラーム(スペイン)が、米男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦、ツアー選手権を制して2020-21年シーズンの年間王者に輝いたパトリック・キャントレー(米)を祝福した。米ゴルフウィークが報じている。
最終戦はポイントランキングに応じてスコアのハンデが与えられ、同1位で大会に臨んだキャントレーは10アンダーからスタートし、4日間を269ストロークで回って通算21アンダーで優勝。一方、同4位の6アンダーから出たラームはキャントレーを上回る266ストロークを記録したが、通算20アンダーで年間王者の座を逃した。
ボーナスの1,500万ドル(約16億円)を手にしたキャントレーより好スコアで回ったラーム。プレーオフシリーズのシステムには賛否両論あるが、「勝った気分かって? そんなことはない。だって勝っていないから。僕たちはこのシステムでやってるわけだから」とし、「パトリックは最高のゴルフをして、彼が(年間王者を)勝ち取った」とキャントレーを称えた。
今シーズンの激闘を終えたばかりのラームだが、早くも今月16日から始まる2021-22年シーズンの開幕戦、フォーティネット選手権(米カリフォルニア州/シルバラード・リゾート&スパ ノースC)に登場する予定となっている。