「凄く楽しかった」　V.ホヴランド、圧巻の10バーディで連覇へ前進

　タイガー・ウッズ（米）がホストを務める米男子ツアーの非公式競技、ヒーロー・ワールド・チャレンジは3日、バハマのアルバニー（7,414ヤード・パー72）で第3ラウンドが終了。ディフェンディング・チャンピオンのヴィクトル・ホヴランド（ノルウェー）が通算13アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位で最終日を迎える。

　1打差単独トップから出たホヴランドは、前半を4バーディ、1ボギーで折り返すと、後半11番からの7ホールで6バーディを奪取。最終18番でこの日2つ目のボギーを叩くも、トータル10バーディで「64」の好スコアを叩き出し、単独2位のスコッティ・シェフラー（米）に3ストローク差をつけた。

「最初のホールで3メートルくらいを外したけど、それ以降はたくさんのパットが入ってくれた。今日のように風が弱くて少しアグレッシブに攻めることが出来る日は必要。あれだけの数のバーディを奪う方法はそれ以外にないから、凄く楽しかったよ」とムービングデーを振り返ったホヴランド。2006年、2007年大会を制したウッズ以来2人目の連覇なるか。