B.ケプカが大会3勝目に王手「勝てたら最高」 全米プロ
更新日:2023/05/21 13:31
掲載日:2023/05/21 00:00
20日、海外男子メジャーの全米プロゴルフ選手権は、米ニューヨーク州のオーク・ヒルCC イーストC(7,394ヤード・パー70)で第3ラウンドが終了。メジャー4勝のブルックス・ケプカ(米)が難コンディションの中で5バーディ、1ボギーの「66」を叩き出し、通算6アンダー単独首位に浮上した。
3打差6位タイからムービングデーをスタートしたケプカは、4番、5番で連続バーディ。7番でこの日唯一のボギーを叩いたが、後半に入って12番、13番を連続バーディとすると、17番で5つ目のバーディを奪ってリーダーボードの最上段を射止めた。
先月のマスターズでは初日から3日目まで首位を走るも、最終日にジョン・ラーム(スペイン)に逆転を許しているケプカ。全米プロは2018年、2019年と連覇しており、「勝てたら最高だね。近代で3勝しているのはタイガー(・ウッズ)とジャック(・ニクラウス)だけだと聞いたから、この中に入ることができたらとても特別なこと」と語った。
後続にはヴィクトル・ホヴランド(ノルウェー)、ブライソン・デシャンボー(米)、スコッティ・シェフラー(米)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)らビッグネームが控えているが、逃げ切って4年ぶり3度目の「ワナメイカー・トロフィー」を手にすることはできるか?