V.ホヴランドが年間王者に王手　6打差独走も「しっかり準備しないと」

　26日、米男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦、ツアー選手権は米ジョージア州のイースト・レイクGC（7,346ヤード・パー70）で第3ラウンドが行われ、ヴィクトル・ホヴランド（ノルウェー）が5バーディ、1ボギーの「66」をマーク。通算20アンダー単独首位で2週連続優勝と自身初の年間タイトル獲得に王手をかけている。

　ホヴランドは首位タイからスタートし、6番、7番で連続バーディを奪うと、12番、13番でも連続バーディ。14番でこの日唯一のボギーを喫するも、「ピンが右だったのでグリーンが少し大きく感じられた」という212ヤードの池越えの15番パー3ですぐさま取り返し、後続に6ストロークの大差をつけた。

　今季は6月のザ・メモリアル・トーナメント、そして前週のBMW選手権で優勝。BMW選手権では最終日に「61」の猛チャージを披露し、今大会もその勢いを維持している。それでも年間王者がかかる残り18ホールへ「後ろには『61』を出すこともできるハングリーな選手がたくさん控えているから、しっかり準備しないと」と気を引き締めていた。

　後続は通算14アンダー単独2位にザンダー・シャウフェレ（米）、通算13アンダー3位タイにコリン・モリカワ（米）、キーガン・ブラッドリー（米）、通算11アンダー5位タイにスコッティ・シェフラー（米）、ウィンダム・クラーク（米）、ジョン・ラーム（スペイン）がつけている。