プレジデンツカップ初出場の米国選抜ハーマン、「経験豊富なタレントが揃っている」と世界選抜を警戒
昨年の全英オープンチャンピオンであるブライアン・ハーマン(米)が、今月末の米国選抜と世界選抜による対抗戦、プレジデンツカップ(26~29日/カナダ/ロイヤル・モントリオールGC)に初出場を果たす。
37歳のハーマンにとって対抗戦出場は昨年のライダーカップに続いて2度目。ライダーカップはポイントランクによる自動選出で、今年のプレジデンツカップはジム・フューリック主将の推薦枠での選出となったが、「確かに違う経験だけど、選ばれたことに変わりはないからチームの一員になれることに興奮している。カナダに行けることを本当に楽しみにしているよ」と語った。
米国選抜は1994年の初開催以来、通算成績で12勝1敗1分けと圧倒し、目下9連勝中。今年も年間王者のスコッティ・シェフラーを筆頭に、ザンダー・シャウフェレ、コリン・モリカワ、ウィンダム・クラーク、パトリック・キャントレー、サーヒス・シーガラ、キーガン・ブラッドリー、サム・バーンズ、トニー・フィナウ、ラッセル・ヘンリー、マックス・ホーマと豪華メンバーを揃える。
それでもハーマンは「彼ら(世界選抜)は勝利に飢えている。過去2大会も優れたアメリカチームに対してかなりいい戦いをしていたから、僕らはできる限りの準備をすることが本当に重要だと思う。なぜなら彼らには経験豊富なタレントが揃っているからだ。激戦になるはず」と油断はないと断言し、今季2勝の松山英樹らを擁するインターナショナルチームへの警戒を強めていた。
マイク・ウィアー(カナダ)主将率いる世界選抜は松山のほか、イム・ソンジェ(韓)、アダム・スコット(豪)、トム・キム(韓)、ジェイソン・デイ(豪)、アン・ビョンフン(韓)、クリスティアーン・ベザイデンホウト(南ア)、コーリー・コナーズ(カナダ)、マッケンジー・ヒューズ(カナダ)、キム・シウ(韓)、ミンウ・リー(豪)、テイラー・ペンドリス(カナダ)が選ばれている。