マーク・オメーラ「そりゃグッと来るよ」 思い出のペブルビーチで現役生活にピリオド
更新日:2024/09/23 16:05
掲載日:2024/09/23 16:04
世界ゴルフ殿堂入りプレーヤー、マーク・オメーラ(米)の最後の戦いが終わった。
21日、米シニアツアーのピュア・インシュランス選手権(カリフォルニア州/ペブルビーチGL)の第2ラウンドが行われ、ツアー通算3勝のオメーラは通算9オーバー。翌日の最終ラウンドにはMDF(セカンドカット)により進出できなかったが、思い出の地で36ホールを全うした。
オメーラはマスターズと全英オープンを含むレギュラーツアー16勝。日本でもお馴染みの選手でフジサンケイクラシックと東海クラシックを制している。
ピュア・インシュランス選手権を引退試合に選んだ理由は、ペブルビーチGLで開催された1979年のカリフォルニア・アマチュアで優勝、AT&Tペブルビーチ・プロアマでは5度の優勝と相性がいいから。
「私の人生はペブルビーチからスタートしたようなものだから、ここでキャリアを終えることができて嬉しい」と振り返り、「最後の何ホールかで家族や友人が見えて、皆が応援してくれていた。キャディも長いこと私のことを支えてくれたんだ。そりゃグッと来るよ」と最終18番では涙が止まらなかった。