藤田寛之は39位後退　J.ケリーが単独首位で最終日へ

　海外男子シニアメジャーのリージョンズ・トラディションは17日、米アラバマ州のグレイストーンG＆CC（7,249ヤード・パー72）で第3ラウンドが行われ、26位タイから出た藤田寛之は1イーグル、1バーディ、3ボギーの「72」と伸ばせず、通算4アンダー39位タイに後退した。

　今季1勝のジェリー・ケリー（米）が「65」で回り、通算15アンダー単独首位に浮上。メジャー3勝目、ツアー通算14勝目に王手をかけた。Y.E.ヤン（韓）が通算14アンダー単独2位、スティーブン・アルカー（ニュージーランド）、チャーリー・ウィー（韓）が通算13アンダー3位タイで続く。

　アンヘル・カブレラ（アルゼンチン）は通算12アンダー5位タイ、前戦優勝のスチュワート・シンク（米）は通算11アンダー8位タイで最終日へ。単独首位からスタートしたリチャード・グリーン（豪）は「75」と3つ落とし、通算10アンダー10位タイで最終日を迎える。

　昨年覇者のダグ・バロン（米）は通算7アンダー21位タイ、大会3勝のスティーブ・ストリッカー（米）、アーニー・エルス（南ア）は通算6アンダー25位タイ、大会2勝のベルンハルト・ランガー（独）、ビジェイ・シン（フィジー）は通算5アンダー32位タイで3日目を終えた。