ブリヂストン契約プロの桑木志帆、渡邉彩香らが新ドライバーをテスト

　ブリヂストンスポーツは新ドライバーのテストを、国内女子ツアーの宮里藍 サントリーレディス（12日～15日）が開催される兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部にて実施。現地では契約プロたちが試打し、その性能に手応えを感じた様子が次々と語られた。

　桑木志帆は「強い球が出て飛距離も出ています」と性能の高さを評価。海外試合の経験を踏まえ、0.5インチ長い仕様が自分に合っていると話し、「マットカラーのヘッドも好印象」とデザイン面にも満足の様子。すでにプロアマ戦で使用しており、「試合でも使っちゃおうかな（笑）」と早くも実戦投入を視野に入れている。

　渡邉彩香は「バックスピンが減って球が強く、飛距離が出ている」と分析。フェードヒッターの渡邉にとって「つかまりすぎず、狙った通りに打てる」と理想的な仕上がりのようだ。「顔も好きなタイプで安心感がある」とし、練習ラウンド次第では早期投入を予定。

　鶴岡果恋は「ミスに強い印象」と新ドライバーの安定性に注目。「インパクトの微妙なズレにも対応してくれる」と話し、弾道の高さやフェースの構えやすさにも好感を持っている。

　阿部未悠は以前からこのモデルをテストしており、「球持ちがよくて初速も出る」と高評価。「同じスイングでもキャリーが3～4ヤード伸びている」と実感を語り、「今週のような天候ではキャリーの伸びは大きな武器」とコメント。天候を考慮し、試合での使用も検討中とのこと。

　永嶋花音は「直進性が高く、弾道も強い。フケる感じがしない」と打球の安定性を評価。「B1STも好きだが、これは一段良い」と語り、「新しいクラブには慎重派だけど、これはすぐにでも使ってみたい」とコメント。実戦使用の可能性は「80％」と前向きな姿勢を見せた。

　多くの選手から高評価を得た新ドライバーは、飛距離、直進性、ミスへの寛容さといった要素で進化を遂げている。正式発売に向けて、今後の試合での採用状況にも注目が集まりそうだ。