イリノイ出身のギムが初日9アンダー「ここで勝てたら本当に最高」
更新日:2025/07/04 17:45
掲載日:2025/07/04 17:43
3日、米男子ツアーのジョン・ディア・クラシック初日はダグ・ギム(米)が圧巻の「62」をマーク。1イーグル、7バーディで9アンダー単独首位発進を決め、マックス・ホーマ(米)とオースティン・エックロート(米)が8アンダー2位タイで続く幕開けとなった。
ツアー未勝利のギムは今季もここまで17試合に出場しているが、トップ10入りはなし。それだけに、この日の快進撃は大きな意味を持つ。「今日はたくさんフェアウェイを捉えることができた」と語ったように、初日は安定したショットでバーディを重ねた。
会場のTPCディア・ラン(イリノイ州)は例年ハイスコアになることで知られ、ギムも「(通算)20アンダー以上に到達できれば優勝のチャンスはあると思う」と分析。前週ロケット・クラシックの優勝スコアが通算22アンダーだったことにも触れ、「毎日6アンダーを目指していきたい」と2日目以降へ向けて気を引き締めた。
また、ジョン・ディア・クラシックは1970年以降で最も多くの初優勝者(24人)を生んだ大会でもある。イリノイ州出身のギムにとってはこれ以上ない舞台で、「優勝はどこであっても素晴らしい。でも、ここで勝てたら本当に最高だと思う」と初優勝への強い思いもにじませていた。