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ウッズがアマ時代に逃したウォーカーカップV ニクラウスは2度の優勝

更新日:2025/09/05 11:57
ウッズがアマ時代に逃したウォーカーカップV ニクラウスは2度の優勝
タイガー・ウッズ(写真:Getty Images)

 

 タイガー・ウッズは幼い頃からジャック・ニクラウスの記録に並ぶ、そして抜くことを目標にしていたが、達成できなかったものがある。それはウォーカーカップでの優勝だ。
 スタンフォード大学に入学したのが1994年。同年から全米アマ3連覇などを達成するのだが、1995年9月、ウェールズのロイヤル・ポーチコールGCで開催されたウォーカーカップでは優勝できなかった。

 ウォーカーカップは2年に1度開催されるアマチュア版のライダーカップで、米国とイギリス&アイルランド連合の対抗戦。長いこと米国の圧勝が続き、1993年ではジャスティン・レナードらを揃えた米国が圧勝。1995年も下馬評では米国優位と見られていた。なぜなら最強のウッズがいたからだ。

 だが大会直前、ウッズは思わぬアクシデントに見舞われる。夕食会でシーフードを口にしたことで体調を崩し、激しい腹痛に襲われてしまう。翌日の練習を欠場し、試合直前まで苦しんでいた。

 それでもウッズは試合に出場。初日のフォアサムではジョン・ハリスと組んで勝利を収めた。しかし、午後のシングルスで、ゲイリー・ウォルステンホルム(英)と激突すると状況は一変。ウッズは飛距離で圧倒するも悪天候に苦しみ、OBが3回。痛恨の敗北を喫した。

 翌日のシングルスでは、ウッズがウォルステンホルムを下し雪辱したものの、連合軍が14対10で勝利。ウォルステンホルムは「彼が英雄になるのは間違いないが(初日に)私が彼に勝ったことはずっと記憶に残る」と語った。

 アマチュア時代に数々のタイトルを手にしたウッズだが、ニクラウス(1959年、1961年に優勝)が手にして、ウッズが逃したカップが残った。もちろん、個人戦ではないので自分一人ではどうにもできないのだが…。

 この敗戦から10か月後、ウッズはスタンフォード大学を中退し、プロ転向。18か月後にはマスターズを史上最年少の21歳で制覇するなど、圧倒的な記録を次々と塗り替えていく。

 なお、50回目を迎える今年のウォーカーカップは6日、カリフォルニア州のサイプレスポイントクラブを舞台に開催される。

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